真空分散型画像解析粒度分布計 VD-3200
搭載カメラ:1000万画素
測定範囲:200nm~2mm
測定の仕組み
独自の分散器を使ってガラスプレート上に分散させた粒子を撮影し、検出・計測を行います。画像撮影~検出・計測は瞬時に行われ、数千~数万個の粒子は専用ソフトウェアによりわずか数分で処理されます。個々の粒子の情報は画像とともに保存され、簡単に粒度分布・形状分布が得られます。
正確な画像撮影を実現する光学系
テレセントリックレンズ
焦点深度が深く、焦点深度内で倍率が一定なテレセントリックレンズを採用することで、正確な投影画像の撮影が可能です。
青色単色光
粒子の投影画像を正確に撮影するために、440nmの青色コリメート光源*の光を粒子にあてます。波長の短い光をあてることで、微小粒子の投影画像を鮮明に撮影します。
*光源から発した放射状の光を平行光に補正し、像の収差を防ぐ光源
VD-3200仕様
測定範囲(粒子径) | 200nm ~ 2mm |
光源 | LED(波長:440nm) |
カメラ | 1,000万画素CMOS |
レンズ | テレセントリックズームレンズ |
寸法(W×D×H) | 54×54×72cm |
重量 | 38.5kg |
電源 | 100~220V(50/60 Hz) |
乾湿両用カラー画像解析粒度分布計 DW-3000
搭載カメラ:1000万画素
測定範囲:乾式 200nm~3mm
乾式 800nm~300μm
乾式・湿式両用、カラー分析
簡単な切り替え操作で乾式と湿式の両方の測定ができます。カラーのカメラを採用することで、カラー分析にも対応しています。
乾式測定
独自の分散器によりガラスプレート上に粒子を分散
内径8.2cmの分散器:
少量サンプルで効率よく分散
内径13cmの分散器:
分析する粒子数を増やし、より多くの情報を結果に反映
カラー測定 (乾式のみ)
粒子の表面をカラーで観察することができます。粒子の色をパラメータで数値化し、分布をみることができます。
湿式測定
液体中に分散させた粒子をシリンジポンプでフローセルに注入。
DW-3000 仕様
DW-3000 乾湿両用カラー画像解析粒度分布計 | |
測定範囲(粒子径) | 乾式:200nm ~ 3mm 湿式:800nm ~ 300μm |
光源 | LED(波長:440nm) |
カメラ | 1,000万画素CMOS、3,840(w)×2,748(H)ピクセル |
レンズ | テレセントリックズームレンズ |
画像分解能 | 0.19~1.11μm/ピクセル |
フローセル | 組み立て式 |
フローセル厚さ | 可変(スペーサの交換) |
スペーサ厚さ | 50, 100, 150, 200, 300, 400, 500μm |
分散器 | 内径130mm、高さ200mm および内径80mm、高さ140mm |
寸法(W×D×H)・重量 | 80.5×55×67cm、49kg(本体のみ、PC別) |
電源 | 100~220V(50/60 Hz) |
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